レッスンレポート#46 脚本クラス
- 紺道ゆかり
- 6月10日
- 読了時間: 2分
脚本を書こうとすると、
多くの人が最初に台詞から考え始めます。
でも、
初心者の人におすすめしたいのは、
その前に
「場面を具体的にイメージすること」です。
脚本は文章ですが、
実は「映像」を作るための設計図だからです。
映画やドラマを見ているとき、
私たちは登場人物の言葉だけを見ているわけではありません。
どこにいるのか。
どんな表情をしているのか。
何をしながら話しているのか。
そうした情報を一緒に受け取っています。
だから脚本を書くときも、
まず頭の中に映像を作ることが大切です。
たとえば、
あなたの頭の中に一人の学生がいるとします。
その子はどこにいますか?
教室でしょうか。
グラウンドでしょうか。
それとも家の自分の部屋でしょうか。
時間は
朝ですか、昼ですか、夕方ですか。
周りには誰がいますか。
その子は立っていますか、座っていますか。
窓の外を見ていますか。
スマートフォンを握りしめていますか。
ここまで考えると、
まるで映画のワンシーンのように場面が見えてきます。
すると不思議なことに、
台詞はあとから自然についてきます。
場面が見えている人は、
「この子なら今、何を言うだろう」と考えられるからです。
逆に場面が見えていないと、
登場人物がただ言葉を並べているだけになってしまいます。
脚本を書くときは、
まず頭の中で映画を上映してみてください。
場所、時間、登場人物、動き。
それらが見えてきたら、
その映像を台詞とト書きに置き換えていけばいいのです。
シーンは、言葉から生まれるのではありません。
まず場面があり、その場面の中から言葉が生まれるのです。
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